ヤクルトが7選手を戦力外 現役ドラフト選手の成田翔は1年で通告、市川悠太ら7人のうち投手6人 大下は現役引退を表明
ヤクルトが2日、大下佑馬投手、成田翔投手、市川悠太投手、久保拓真投手、杉山晃基投手、育成の鈴木裕太投手と松井聖捕手と来季の契約を結ばないことを通達した。 左投手の成田は15年度ドラフト3位でロッテ入り。2022年に現役ドラフト1期生としてロッテから移籍したが、1年で非情通告。今季は3登板で防御率5・40だった。今後については「今のところは自分でもできると思っているので、現役続行を希望して頑張りたい」と語り、トライアウトを受ける予定であると話した。 市川は明徳義塾から18年度ドラフト3位でヤクルト入り。変則右腕として期待されたが、今季は4試合の登板で防御率8・36と結果を残せなかった。、「野球をやる方向で」と現役続行を希望した。 久保は今季5試合に登板し1ホールドで防御率6・00。22年には29試合に登板し、1勝7ホールド、防御率2・70と貴重な左の中継ぎとしてチームのリーグ連覇に貢献した。この日は都内の球団事務所を訪れ「開幕1軍に残れたんですけど、焦りから結果に結びつかなかった」と沈痛な面持ち。「体は元気なので」と現役続行の意思はあるものの、今後はトライアウトも含め未定と話した。 17年度ドラフト2位で入団の大下佑馬は「やれることはやりました」と現役引退を表明。今後は「野球以外の道も含めて考えています」と話した。通算109登板で3勝4敗9ホールド、防御率4・17だった。 杉山、松井、鈴木は今後も含めて未定と話した。