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整理整頓が苦手…「片付けられない人」と「片付けられる人」は何が違う?

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オトナンサー

「いつも家の中が散らかっている」「整理整頓が苦手」など、自分のことを「片付けられない人」と自覚している人は少なくないと思います。片付けられない人について「物を捨てて減らすのではなく、『収納場所が足りない』と考えて棚を作ったり、収納ケースを買い足したりするので収拾がつかなくなる」という“あるある”を指摘する声もあるようです。  ネット上では「心当たりがあり過ぎる」「最近、まさに棚を買い足してしまった」という共感の声や「片付けられる人になりたい」という声が多くあります。「片付けられない人」「片付けられる人」の違いはどこにあるのでしょうか。収納アドバイザーの岩佐弥生さんに聞きました。

散らかっている部屋で育った経験

Q.片付けられない人の中には、「そもそも物を捨てるのが苦手」と自覚する人も少なくありません。なぜ、捨てることが苦手な人とそうでない人がいるのでしょうか。 岩佐さん「『小さい頃から散らかっている部屋で育った』『親が全てやってくれたから、自分で片付けをすることなく育ってきた』など、子どもの頃の環境は大きく影響します。 物を捨てるのが苦手な人がよく口にするのが、整理を妨げる3大ワードである『もったいない』『いつか使うかも』『まだ使えるかも』です。整理のステップは簡単なのに、これらの感情が難しくさせているのです。また、物を処分した後、使いたいタイミングが来て後悔したという経験がきっかけで、捨てることが苦手になってしまった人もいます」 Q.ずばり、「片付けられない人」と「片付けられる人」の決定的な違いとは。 【物を使うか、使わないか】 整理が苦手な人は家の中に物を“招き入れ”はするものの、それを圧倒的に使っていない傾向があります。そのため、物に執着しやすくなり、整理時に先述の3大ワードが働いてしまいます。また、衝動買いなどで「本当に使うかどうか」の判断が鈍り、「買ったこと」に満足して、物は使わない傾向があります。一方、苦手でない人は必要な物だけで暮らしているため、使っていない物が少なく、執着もしません。 【片付けるタイミングが早いか、遅いか】 片付けられる人は物を使った後、すぐに片付ける人が非常に多いです。逆に、苦手な人はつい、「あとで戻せばいいや」と思いがちで、物を元の場所に戻すタイミングが遅い傾向にあります。片付けは後回しにすればするほど、どんどん面倒になっていくもの。結果、物が戻されることはなく、部屋の中が散らかっていきます。 【「置き場所」が決まっているか、いないか】 片付けられる人の部屋は、物の置き場所がしっかりと決まっています。定位置があるからこそ、使った物を元に戻せるのです。一方、苦手な人の部屋は使った物を戻す場所が決まっていないため、「使った後もそのまま」「置き場所が毎回違う」ということが起こります。その結果、散らかりやすくなり、捜し物の頻度が増えるのです。 Q.「家の中に、物を収納する場所がない」と感じたとき、収納用品を新たに買い足す行動は正しいのでしょうか。 岩佐さん「収納用品は物を使いやすく、取り出しやすくするアイテムとして大変便利なので、買うこと自体がだめなわけではありません。ただ、ネット上でも指摘されているように、片付けが苦手な人は物が増えるたびに収納用品を購入する傾向があるのは事実です。これではただ、物をまとめているにすぎず、物が増える→収納用品を買う→物が増える…のループに陥りやすいです。 物が増えてきたから取りあえず棚を買うという発想でいると、部屋が片付くどころか収納用品が増えていくばかりなので、収納用品を買う前に必ず、物の整理を行いましょう。そして、何を収納するのかを明確にすることです」 Q.「家の中を片付けよう」と思ったとき、まず行うべきことは何ですか。 岩佐さん「整理収納とはまず、『整理』をしてから『収納』をすることを意味する言葉です。使っていない物が混ざらないよう、まずは整理をして、不要な物を手放す必要があります。手放すかどうかを判断する基準は『使わなくなってから1年』です。 また、『物の住所』を決めることも大事です。このとき、物を戻す距離が遠ければ遠いほど片付けが面倒になるので、距離が近い場所を定位置にするのがおすすめです。家族がいる場合は、ラベルなどでどこに何があるかを示すなど、皆が分かるようにするとよいです。整理の際は、一度に辺り構わず手をつけるのではなく、短時間で行える範囲で進めましょう」

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