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旗竿触れない。バンカーは足でならす。ハイタッチなし。プロが体験した緊急事態宣言解除後の「新しいゴルフスタイル」

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みんなのゴルフダイジェスト

緊急事態宣言が解除され、「さて、自粛していたゴルフを再開しよう」というゴルファーは少なくないはず。とはいえ感染対策は引き続きとる必要があり、ゴルフ場でも対策は継続している。そこで、プロゴルファー・中村修が宣言明けのコースをプレーし、ゴルフの”新しい作法”をレポートする。

手に触れるものはクラブとボールだけ

緊急事態宣言解除になったタイミングで「KOSHIGAYA GC」でプレーをしてきました。スーパーのレジでもおなじみになったビニール製のパーテーションがフロントに設置され、プレーは海外のリゾートコースでのプレーを思わせる2人乗りのカートを2台使用するスタイル。 コースでは、クラブハウスやスタート室に掲示されていた通り、バンカーレーキは撤去され、ピンは抜かないことを前提として、カップインしたボールが深く入り込まないようにスポンジで高さを出してボールを拾いやすくしてあります。また、ワングリップOKを推奨していました。 バンカーレーキ、旗竿などに触れずにプレーができるよう”新しい生活様式”ならぬ”新しいゴルフ作法”が定着しているように感じました。 考えてみると、旗竿を立てたままプレーしてよくなったのは2019年1月からの新ルールによってですが、この改定が今の状況下で非常に有意義に感じられます。旗竿を立てたままのプレーは時短になる効果が高く普段のラウンドでも取り入れてはいましたが、万が一の接触感染防止にもつながるとあって、メリットを感じることができます。

「KOSHIGAYA GC」では旗竿の根元にスポンジが装着されていることで、ボールを拾うことがとても楽になりましたし、ボールを取り出す際にカップのふちの芝を崩す心配もありません。もちろん、旗竿に触れることもなく、非常にいい工夫だと感じました。 もう一つバンカーレーキの撤去についてですが、使用したバンカーをきれいに均すことはゴルファーのエチケットとしてみなさんも体に染みついていると思います。ですから足で均すだけというのは後続組のことを考えると心もとないのですが、KOSHIGAYA GCの場合は、バンカーで足跡に入った場合は無罰で6インチプレースできるというローカルルールが設定されていて、これもいい考えだと思いました。みなさんも、レーキの撤去されたコースでプレーする場合は、ローカルルールを確認してみてください。 また、もちろん密を避ける意味では、仮にホールインワンをしても同伴者と抱き合って喜ぶようなことは避けなければならないのは、少し寂しいところ。なんでも、アメリカではハイタッチならぬひじとひじを合わせるエルボータッチなんていうのもあるようです。 それにしても、新型コロナウイルスの影響で、ゴルフ場は大きく様変わりしていました。練習場ではみんなマスクを着用。コースでも、ソーシャルディスタンスをとる姿が見られます。しかし、思えば2019年のルール改定も、最初は戸惑いましたがすぐに慣れたもの。この新しいラウンドスタイルも、じきに慣れるにちがいありません。 緊急事態宣言解除された今後もコースや利用する各個人の感染防止のための対応は当面求められていくことになると思います。しっかりと対策した上で、思い切りプレーを楽しみたいですね。 撮影協力/KOSHIGAYA GOLF CLUB

プロゴルファー中村修

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