メルセデス・マイバッハの新型ロードスター「メルセデス・マイバッハSL 680 モノグラムシリーズ」日本初公開
メルセデス・ベンツ日本は11月19日、メルセデス・マイバッハの新型ロードスターモデル「メルセデス・マイバッハSL 680 モノグラムシリーズ」を日本初公開した。同モデルは、2024年8月にアメリカのペブルビーチで発表された「メルセデス・マイバッハ」ブランド4車種目となるモデルで、日本導入については2025年第4四半期を予定している。 【画像】東儀秀樹氏も登場した「メルセデス・マイバッハSL 680 モノグラムシリーズ」発表会 メルセデス・マイバッハSLについて公表されているのは、最高出力430kW(585HP)を発生するV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを採用。サウンドを最適化した専用の排気システム、広範囲の断熱/遮音対策により高い静粛性を実現。快適性を重視したサスペンションセッティングやソフトエンジンマウントなどを採用。これらの要素を組み合わさることで、マイバッハならではの静かで快適な乗り心地を提供するということ。 同日に都内で開催された発表会に登壇したメルセデス・ベンツ日本合同会社 社長 兼 CEOのゲルティンガー剛氏は、メルセデス・マイバッハブランドについて、日本国内では2021年~2023年は前年比プラス約200台のペースで登録台数を伸ばしており、販売は好調であることを報告。こうしたことを背景に新型モデルのアジアプレミア会場に日本が選ばれたことを強調した。 ゲルディンガー氏は「2015年にメルセス・ベンツブランドの傘下で、究極のエクスクルーシブ性を追求するブランドとして メルセデス・マイバッハSクラスを日本に導入いたしました。現在では、セダンのみならず、SUVモデルの『メルセデス・マイバッハGLS』、 そして2024年には『メルセデス・マイバッハEQS SUV』を追加し、3車種4モデルまでラインアップを充実してまいりました。パワートレーンに関しても、Sクラスに提供しているV型12気筒エンジンから、EQS SUVの電気自動車まで、お客さまのニーズにお応えできるラインアップを幅広く提供しております」と話し、こうしたラインアップの充実や特別仕様の導入により、マイバッハの販売は順調に推移していることを説明した。 また、今後もブランドとユーザーの接点に力を入れるといい、ゲルディンガー氏は「来年以降、より多くの日本のお客さまにマイバッハの世界観を感じていただける施設を全国4か所で展開し、さらにそこで働く人材の強化を予定しております。この施設では、マイバッハの世界観を存分にご体験いただける専用スペースを提供するとともに、専門のトレーニングを受け、メルセデス・マイバッハブランド製品に精通したマイバッハエキスパートがブランドの魅力をお客さまにお伝えしてまいります」と紹介した。 発表会の締めくくりに、ゲルディンガー氏は「今後もマイバッハブランドを象徴する限定車や魅力あふれるモデルの投入を予定してまいります。そして、冒頭でお話しした体験型施設や人材の強化にも力を入れてまいりますので、どうぞご期待ください」と話した。
Car Watch,編集部:椿山和雄