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映画業界が復活する兆しに!?第77回ヴェネチア国際映画祭は予定通り開催へ

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MOVIE WALKER PRESS

新型コロナウイルスの影響で、映画祭をはじめとした大規模イベントが相次いで中止・延期を余儀なくされているなか、世界三大映画祭のひとつとして知られるヴェネチア国際映画祭の開催地であるイタリア・ベネト州のルカ・ザイア州知事は、今年の同映画祭が予定通り現地時間9月2日(水)から12日(土)にかけて開催されることを明らかにした。 【写真を見る】今年の審査員長はケイト・ブランシェット!『万引き家族』が受賞した2年前のカンヌでも審査員長に イタリアでは今年2月に新型コロナウイルスの感染者が確認されるとヨーロッパ諸国で最初に都市の封鎖を実行。これまでに22万人以上の感染が確認され、3万2000人以上が命を落としている。3月下旬に感染拡大のピークを迎えたものの、ここ数週間で徐々に感染者は減少傾向に。6月3日には国内の移動制限が解除されEU諸国からの入国も再開される予定で、6月15日からは映画館の営業再開も予定されている。 「Variety」の報道によれば、ザイア州知事はヴェネチア国際映画祭と同じヴェネチア・ビエンナーレ内で毎年開催されている国際建築展が年内の開催を断念したものの、映画祭は予定通り開催する意向を表明。ただし、例年より出品される作品数は少なくなるとの見方を示した。 今年はコンペティション部門の審査委員長をケイト・ブランシェットが務めることがすでに発表されており、現地入りできない関係者のために安全なオンライン環境を使用したバーチャル・スクリーニング・ルームを導入することも検討されていると報じられている。 一方、今年5月に開催が予定されていたカンヌ国際映画祭は延期が発表されたのち、単独での開催を断念。オンライン上でマーケット部門を開催し、秋に行われるほかの映画祭と連携して上映を行うことを明らかにしている。近年ではアカデミー賞に向けた賞レースの幕開けを告げるヴェネチア国際映画祭だが、今年は“ポスト・コロナ”の映画業界に活気を取り戻す、例年以上に大きな役割を果たすことになるだろう。 文/久保田 和馬

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