名古屋グランパス、最下位・鳥栖に0―3完敗 守護神ランゲラックのホーム最終戦飾れず5試合勝利なし
◇30日 J1第37節 名古屋0―3鳥栖(長良川競技場) 名古屋グランパスは前半のうちに2点を失った。後半にも1点を奪われ、J2降格の決まった最下位相手に完敗。リーグ戦は5試合連続勝利なしとなった。勝ち点は47のまま。 先制を許したのは前半8分。DF三国ケネディエブスのパスがずれてDF河面旺成がロスト、MFスリブカに沈められた。2分後、今度はMF稲垣祥とDF内田宅哉の呼吸が合わずボールを失うと、最後はMF中原輝にミドルシュートを決められた。 前半追加タイム1分、MF森島司のクロスから、MF椎橋慧也、FW山岸祐也とつなぎ、最後はFW永井謙佑がネットを揺らしたが、わずかにオフサイド。得点が取り消された。終了間際には、山岸が相手選手と交錯し、脳振とう疑いによりハーフタイムで退いた。 後半は、MF菊地泰智の投入で攻撃が活性化したが、得点にはつながらず。逆に22分、1度は右ポストに救われたが結局中原に押し込まれて3失点目。同24分にFWユンカーを投入し、反撃をうかがったが、報われなかった。 今季のホーム最終戦で、今季限りで退団する守護神GKランゲラックのグランパス最後のホーム戦を白星で飾れなかった。
中日スポーツ