GB350よりも、Z900RSよりも売れているのはなぜ? カワサキ「エリミネーター プラザエディション」試乗インプレッション
カワサキ エリミネーター プラザエディション
主要諸元■全長2250 全幅785 全高1140 軸距1520 シート高735(各㎜)車重177㎏(装備)■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.8kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量12ℓ(レギュラー指定)ブレーキF=ディスク R=ディスク タイヤサイズF=130/70-18 R=150/80-16
プラザエディションは専用カラーとドラレコ、USB装備
【エリミネーター プラザエディション】前後カメラ付きのドラレコ、USBタイプCソケット、ETC2.0車載器を標準搭載する。STDのシルエットにSEの装備を追加したような追加グレードだ。 ●価格:86万9000円 ●色:パールサンドカーキ、パールストームグレー 【エリミネーターSE】プラザエディションの装備に加え、ヘッドライトカウルとフォークブーツ、ツートーンシート、専用カラーを採用。カワサキプラザ以外の取扱店でも購入できる。 ●価格:91万3000円 ●色:ファントムブルー×エボニー(写真)、メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットダークグリーン 【エリミネーター】スタンダード仕様もスマートフォン接続機能やETC2.0車載器、アシスト&スリッパークラッチなどを標準装備する。車体色はブラックのみの設定だ。 ●価格:81万4000円 ●色:メタリックフラットスパークブラック
──マッチョ風味かつロング&ローのクルーザー的なシルエットながら、低すぎないシートや前方すぎないステップ位置が特徴だ。 ──丸型ヘッドライトや幅広のテールランプ、18インチの前輪が特徴的なスタイリングを構築。車体のスリムさはご覧の通りだ。 ──スマホ接続機能もある丸型液晶メーター。ギヤ段数や燃費も表示可能だ。ちなみに100km/h走行時の回転数は6000rpm弱だった。 ──ミツバサンコーワ製のGPS対応前後2カメラドライブレコーダーシステムを搭載。前カメラはヘッドライト左下に配置される。 ──ハンドル右にUSBタイプC充電ソケットを装備する。ゴム製の蓋により防水性も確保。各種ガジェットの利用には欠かせない。 ──シート下にはETC2.0車載器を標準装備。カードを挿すとメーター上のインジケーターが緑に光り、スタンバイ状態がわかる。 ──ドラレコの後方用カメラ―はナンバープレートの左上にマウント。常時録画しつつ一定時間が経つと上書き保存されていく。 ──灯火類はフルLEDで、細身のウインカーを装備。湾曲楕円のテールランプは旧世代エリミネーターへのオマージュだ。 ──燃料タンクは容量12L。走り方次第ではあるが、WMTCモード燃費25.7km/Lと掛け合わせると計算上の航続可能距離は約308kmになる。 ──シートのクッションは厚め。体重81kgだとやや潰れ気味になるが、標準的な体重の方であれば十分なコシを感じられるはず。 ──ニンジャ400と共通のエンジンは特性もほぼ踏襲しているという。リヤスプロケットは41T→43Tとやや加速寄りになっている。 ──ニンジャ400/Z400と異なる楕円サイレンサーを採用するが特性は踏襲。リヤの2本サスはプリロード調整が可能だ。 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:真弓悟史