【香港】LIVゴルフ、来シーズンも香港開催
サウジアラビア政府系資本が支援する男子ゴルフの高額賞金ツアー「LIVゴルフ」が2025年シーズンの序盤スケジュールを発表し、3月7~9日に香港大会が開催されることが明らかになった。香港での開催は2シーズン連続となる。 会場は香港ゴルフクラブが運営する新界地区の粉嶺ゴルフ場で、賞金総額は2,500万米ドル(約36億円)。2月6~8日のサウジアラビア・リヤド、同14~16日のオーストラリア・アデレードに続く25年シーズンの第3戦と位置づけられている。 LIVゴルフは今年3月に初めて香港大会を開催。プロゴルファーでLIVゴルフのコミッショナー兼最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン氏は4日、「香港での初開催は空前の成功を収めた」とする声明を香港ゴルフクラブを通じて発表。「選手たちは来シーズンも粉嶺で素晴らしい1週間を過ごすことを楽しみにしているはずだ」とコメントした。 香港ゴルフクラブによると、今年3月の大会には37カ国・地域から観客が訪れ、香港への直接的な経済効果は数千万米ドル規模に上ったという。郭永亮(アンディ・クオック)会長は「このような大規模なスポーツイベントは、市民にとっても域外からの旅客にとっても大いに魅力がある」と指摘している。