「聖母マリアの塔」完成、星輝く サグラダ・ファミリア
【パリ共同】スペイン北東部バルセロナの観光名所サグラダ・ファミリア教会で九つ目となる聖母マリアの塔が完成し、聖母の祝日の8日、塔の先端に設置された巨大な星が初めて点灯した。 【写真】10月、北京で「安藤忠雄展」 代表的な建築物を実物大で再現した展示が目玉
聖母マリアの塔は高さ138メートル。完成した塔の中では最も高く、同教会が完成した際には全18のうち2番目に高い塔となる。イベントには市民ら数千人が集まった。 建築家アントニ・ガウディの作品である同教会は1882年に建設が始まった。ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指していたが、新型コロナウイルスの流行による観光客の減少で不可能となった。完成時期のめどは立っていない。