ヌートバー予言、佐々木朗希は「とてつもない成績を残す」大谷翔平の「50-50」秘話も明かす
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が、メジャー移籍を目指してポスティング申請を行ったロッテ佐々木朗希投手(23)とチームメートになることを望んだ。10日、都内で「adidas Baseball presents ラーズ・ヌートバー来店イベント」に参加。「メジャーで投げている姿を見るのはすごく楽しみ。できれば同じチームで、対戦はしたくない。25年はとてつもない成績を残すだろう」と予言した。「チームメートとしては最高だった。やっかいな球種もある」と実力には太鼓判を押した。 【写真】佐々木朗希とじゃれ合うヌートバー(左端)を見つめる大谷翔平 WBCでチームメートだったドジャース大谷翔平投手が達成した「50-50」(50本塁打&50盗塁)には、秘話を明かした。「僕は驚かなかった。素晴らしい選手だから。実は40-40の直前にチームメートに『彼は多分50-50を狙っていると思うよ』と話していた」。1年前に目の当たりにしていた能力から、歴史的偉業を予見していた。 日本代表の先輩、イチロー氏とはシアトルで対面していた。「すごい経験だった。緊張したよ」。来年1月の米野球殿堂入りには「満票で殿堂入りすべきだ」と敬意を表した。 ヌートバーは23年WBCで日本代表入りし、1番打者として優勝に貢献した。祖父から名付けられたミドルネームから「たっちゃん」のニックネームで、一塁塁上で行う「ペッパーミル・パフォーマンス」で愛された。 今季は109試合に出場し、打率2割4分4厘で12本塁打をマーク。OPS(長打率+出塁率)は・759を記録した。「いい1年だった。けがもあったが、後半はいい状態で終われた」と前向きに振り返っていた。 来年の漢字1文字に「力」を選んだ。「精神的にも肉体的にも必要なもの。これから糧になってくる」と理由を説明した。 来季対戦したい投手にはドジャース山本を挙げた。「大谷と対戦した時は難しかった(3打席連続三振)。次は山本と思っている」。普段は仲が良く「グレートガイ」という。「ワールドシリーズの大舞台で、素晴らしい投球をした。ドジャースが大きな契約をした理由がわかったよ」。親友を打って、自信をつけるつもりだ。