陸奥湾で異例の地震続く 今後も同程度の揺れ起きる恐れ 一連の地震は同様のメカニズム 青森県
RAB青森放送
陸奥湾でこれまで観測されていなかった震度4以上の地震が続いています。青森地方気象台は今後1週間程度同程度の地震が起きる可能性があるとして注意を呼びかけています。 きのう午後3時40分ごろ発生した陸奥湾を震源とした地震。地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定され最大震度4を観測しました。陸奥湾を震源としたマグニチュード5以上の地震は1934年以来90年ぶり2回目でした。 陸奥湾では今月16日にも最大震度4を観測する地震が発生。気象庁で記録が残る1919年以降、震度4以上を観測するのは初めてで、過去になかった地震が続いています。 震央分布図CGIトリキリ仙台管区気象台の資料を基 今月16日以降震度1以上が5回観測されいずれの地震もほぼ同じ場所で発生し震源の深さも似ています。東西から押されてプレート内が縦方向に揺れる同様のメカニズムで起きたとみられています。 震源は陸奥湾の地下のため気象台は「さらに大きな地震が起こった場合津波が発生する可能性がある」として警鐘を鳴らしています。