【愛チャンピオンS】エイダン・オブライエン調教師、ディープインパクト産駒オーギュストロダンなど強力布陣で6連覇狙う
◆アイリッシュチャンピオンS・G1(9月14日、アイルランド・レパーズタウン競馬場・芝2000メートル) JRA海外馬券発売対象レース、アイリッシュチャンピオンS・愛G1(レパーズタウン競馬場・芝2000メートル)が、日本時間14日(23時25分発走予定)に行われる。 エイダン・オブライエン調教師(54)はアイルランドを本拠地に世界各地で活躍するトレーナー。1993年に開業し、99年から昨年まで25年連続で同国リーディングを獲得してきた。凱旋門賞は2勝(07年ディラントーマス、16年ファウンド)し、16年には1~3着を独占。17年には平地G1・28勝で、年間最多記録を塗り替えた。 愛チャンピオンSは19年から5連覇中。今年は十数頭を登録し、一昨年の勝ち馬ルクセンブルク、昨年の勝ち馬でディープインパクト産駒のオーギュストロダン、今年の愛ダービー馬ロスアンゼルスを出走させる見通し。今年の凱旋門賞(10月6日、仏パリロンシャン競馬場)はロスアンゼルスと、8月のナッソーSを勝ったオペラシンガーの出走が有力とみられている。 数々の大レースを制してきたが、BCクラシックはまだ制覇したことがない。そこでインターナショナルSで日本のドゥレッツァなどを破り、G1・3連勝中という今年の英ダービー馬、シティオブトロイを送り込む予定だ。オーギュストロダンはジャパンC(11月24日、東京)への参戦を視野に入れる。 また、息子のジョセフ・オブライエン調教師は、今年の凱旋門賞で武豊が騎乗するアルリファーを管理している。
報知新聞社