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月9『SUITS/スーツ2』“脱・難解”へ異例の構成変更 指摘受け迅速対応「大胆に」

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マイナビニュース

コロナ禍の撮影でチームが1つに

織田裕二演じる敏腕弁護士・甲斐正午と、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)演じる経歴詐称の天才青年・鈴木大輔がタッグを組むフジテレビ系月9ドラマ『SUITS/スーツ2』(毎週月曜21:00~)。アメリカの人気ドラマシリーズをリメイクしただけあって、ウィットに富んだ会話劇やスタイリッシュな映像演出が特徴で、日本でも今回のシーズン2の放送がすぐに決まった作品だ。 【写真】織田裕二の背景には田中将大からの寄贈品も 一方で、従来の日本のドラマでは見られない難解なストーリーでもあることから、撮影が進行する最中でありながら、構成方針を大胆に変更するという異例の取り組みを行っている。33年の歴史を誇る“月9”最長話数となる今作ならではの対応だが、その狙いを後藤博幸プロデューサーに聞いた――。 ■シーズン1終了後すぐに続編決定 シーズン1が2018年の12月に終了し、その年明けにはシーズン2の放送が決まっていたという今作。織田と中島のコンビネーションは健在で、14日に放送された第10話のボストンでの2人のシーンは、それを象徴するような場面だった。 後藤Pは「お酒を飲みながら談笑するというシーンだったので尚更なんですが、特に甲斐先生はファームでは見せたことのない表情だったので、僕もすごく新鮮でした」と振り返る。 新型コロナウイルスの影響で、撮影が2カ月にわたりストップしたが、「再開するときが一番デリケートでした」と回想。「まずはスタッフが集まって、スタジオの建物に入るところから、エレベーターのボタンを指で押さないとか、みんなで1つ1つの動作を指差し確認して、朝入ってから夜帰るまでのシミュレーションをやりました。そうして万全になった状態で、今度は主要キャストの皆さんに集まってもらい、安全と安心を第一に進めてきました」と、細心の注意を払って動き出した。 そんな中でも、「手探り状態で、大げさに言えば突然みんなが宇宙服を着て撮影しているような状況だったのですが、皆さん面倒に思わず、このことを通じて逆にキャストもスタッフもチームが1つになった感じがあります」と副産物が。シーズン1の経験に加え、“月9史上最長話数”のシーズン2の撮影期間が延長となったことで、チームワークは一層強固なものになっているようだ。 ■こだわりのスタジオセット・小道具 スタジオセットに使われているソファーやデスクは高級品を取りそろえ、「取り扱い注意」と各所に張り紙がされているほど。甲斐が顧問弁護士を務めているという設定で、メジャーリーガーの田中将大投手から寄贈された本物のグローブ・ユニフォーム・公式球がオフィスに展示されているこだわりぶりだ。 原作のアメリカ版でも、実在のスポーツ選手がグッズやセリフの形で登場するが、「わりと許可なしでやってるらしいんです(笑)」とのこと。「向こうのプロデューサーさんに『やってしまえば真実になるから、日本でもやっちゃいなよ!』と言われたんですけど、そう簡単にはできないですから(笑)、うちはセリフのワードに登場するだけでも、1個1個用途を説明し、許可を取ってやっています」と話す。

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