甲子園超えのふかふか芝や豪華練習場 来春開業の阪神2軍施設「居心地良すぎ」に危機感も
「阪神に入りたくてしようがないという選手が増えるのでは」という平田監督が「環境が良すぎて居心地がよくなっちゃあいかん」と危機感も募らせるほどの施設だが、大プロジェクトも待ち受ける。
施設名が表す通り、太陽光発電や蓄電池設備の設置などで再生可能エネルギーを導入し、官民連携で完全ゼロカーボンを目指す。災害時の地域の防災拠点としても活用。都市再生と合わせた地元活性も担う施設としての重責もある。
「公害のまち」として知られた街も、松本真尼崎市長はそのイメージが「ガラッと変わる」。「選手との交流やお土産の開発などいろんな機運醸成をしていきたい」と夢を描く。尼崎で生活することになる若虎たちは、あらゆる面で注目されることになる。(嶋田知加子)