ドイツ代表DFター、今季限りでのレヴァークーゼン退団を明言…「可能な限りすべてを手に入れたい」と挑戦希望の理由も
来夏フリー移籍へ
レヴァークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ターが今季限りでの退団を明言した。ドイツ『SZ』が伝えている。 2015年に加入したレヴァークーゼンに9シーズンにわたって在籍するター。公式戦350試合以上に出場し、昨シーズンにブンデスリーガ無敗優勝を飾ったシャビ・アロンソ監督率いるチームの守備陣の中心選手として活躍している。また、ドイツ代表としても29キャップを誇り、今夏のEURO2024で主力としてプレーした。 今夏にはバイエルン移籍の可能性も浮上する中、最終的には残留が決定。それでも、来夏で満了する契約を延長する予定はないとした。 「僕の決断は以前と同じように明確だ。契約延長はしない。前にも言ったキャリア上の理由でね。まだ2025年まで契約があるし、それまではレヴァークーゼンのためにすべてを捧げるよ」 また、ターは「レヴァークーゼンには9年間いて、浮き沈みも経験した。これ以上のものはない。だから僕はこう思ったんだ。28歳の今、レヴァークーゼンで契約を延長すれば、30代前半から半ばまでここでプレーすることになる。サッカー選手としてのキャリアは短いし、だからこそ可能な限りすべてを手に入れたいというのが僕の考えなんだ」と移籍を希望した理由を説明している。 「自分のキャリアに潜む可能性を引き出したいだけなんだ。そして夏には、今こそ新しいことに目を向けるべき時だと感じたんだ。選手としてできること、それは自分の希望をはっきりと率直に伝えること。でも、その時点で選手はもうどうしようもない。噂や憶測が飛び交い、最終的には選手が苦しむことになる。誤解しないでほしいのは、僕ら選手はよくやっているということだ。しかし、そのような状況では、あなたは選手として依存することになり、もはやどうすることもできなくなる」