「また一緒にプレーできますね」広島1位指名のトヨタ自動車・栗林に“新人王候補”森下から即メッセージ
◇26日 プロ野球ドラフト会議 広島から1位指名されたトヨタ自動車・栗林良吏投手(24)が26日、愛知県豊田市内のトヨタスポーツセンター内で会見した。 広島へ行ったのは、子どもの頃の家族旅行。当時カープの本拠地はマツダスタジアムではなく広島市民球場だった。「球場の近くの原爆ドームの記憶が思い出深いです」。そんな栗林にとって心強いのは今季の新人王候補の存在。大学ジャパンに選ばれた3年時に、1学年下の明大・森下と同じユニホームに袖を通した。食事も息抜きに出掛けるのも一緒だったという。1位指名を受けて携帯を見ると森下から「おめでとうございます。また一緒にプレーできますね」とメッセージが届いていたという。 「ナゴヤドームで中日を相手に投げるときは、知り合いもたくさん来てくれると思います。みんなに笑顔で帰ってもらうために、しっかり活躍したいです」。地元球団に親近感を覚えながら育った24歳。広島・栗林として竜を封じる。
中日スポーツ