【DeNA】正捕手・山本祐大が死球で負傷交代 三浦大輔監督「あそこまで痛がることは珍しいので心配」
◆JERA セ・リーグ 広島10―2DeNA(15日・マツダスタジアム) DeNAは序盤の失点が響き約1か月ぶりの2連敗。3位・広島との直接対決に敗れ、ゲーム差は2に広がった。 先発した吉野は初回2死一、二塁から4連続長短打を浴びていきなり4失点。2回にも先頭の秋山に左前打で出塁されると、1死二塁から堂林に四球を与えたところで降板が告げられた。1回1/3を6安打5失点と試合を作ることができなかった。 攻撃では、11安打を放ちながら2点止まり。14残塁の拙攻だった。さらに5回には正捕手の山本が右手首付近に死球を受けた。患部を抑えながら苦悶の表情でベンチに駆け戻り、交代を余儀なくされた。三浦大輔監督は「祐大があそこまで痛がることは珍しいので心配しています」と顔をしかめた。 7回には、伊勢が先頭の秋山に死球を与えると、DeNAベンチから何か言葉が発せられたのか、秋山がベンチをにらみつけ、球場が騒然となった。敵将の新井監督もベンチから出て怒りをあらわにし、三浦監督や選手らもそれに呼応するようにベンチを続々と飛び出した。その後、警告試合が宣告される後味の悪い試合となったが指揮官は「戦っていますから」と話すにとどめた。
報知新聞社