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迷惑?恐怖・・・市街地にムクドリの大群 追い払い対策の効果は(島根)

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TSKさんいん中央テレビ

山陰中央テレビ

今市街地で相次いでるムクドリの被害。鳴き声や糞害で周辺住民からは苦情の声が上がっている。松江市や出雲市の駅前に夜になると集まるムクドリ。いったいなぜ?自治体も対策に追われている。 (竹下記者) 「午後7時の松江駅前です。ムクドリでしょうか?大量の鳥がやってきて大きな声で鳴いています」。 JR松江駅から北に100メートル程にある道路わきの街路樹。葉っぱの影に隠れているがよく見ると鳥の姿が。ムクドリだ。 ムクドリはスズメの仲間で体長は24センチほど。繁殖期を終える夏の終わりになると、明け方や早朝に現れ寝床を争って大きな鳴き声をあげる。 周辺の店では…。 (近くのコンビニの店員) 「100、200以上はいるかと思うくらい集まってきてうるさいし、被害的は多いのでは」。 被害はJR出雲市駅の前でも。 (竹下記者) 「ここでも木にムクドリが集まっています」。 鳴き声だけではなくこんな被害が。 (竹下記者) 「街路樹の下地面のところ、鳥の糞で地面が真っ白になってしまっています。ムクドリによる糞害です」。 路上で乾き、こびりつき厄介な汚れになっていた。 午後6時、この日も次々とムクドリが集まってきた。あまりの鳴き声のうるささに通行人も足を止める。 (駅の利用者) 「今帰りだったんだが、すごいと思って上を眺めていた」。 (ホテル利用者) 「こんな大声で多くの数いると気持ち悪い、糞もあるんで止めて欲しい」。 駅前にはホテルが立ち並び、今年の夏は利用者から苦情が出たことからホテル側が市や県に対策を求めた。 これに対し出雲市は先週ムクドリが集まらないよう駅前の街路樹の剪定をした。 島根県によると、こうしたムクドリの被害は毎年島根県東部を中心に駅前をはじめとした市街地で起こっているという。 なぜ市街地でムクドリの被害が相次ぐのか?松江フォーゲルパークで鳥の生態に詳しい飼育員に取材すると。 (松江フォーゲルパーク 佐藤康成係長) 「おそらく鷹やはやぶさなどの天敵から身を守るため、人間が近くにいる場所が安全だということで、あの辺りにねぐらを作っているかと思う」。 ムクドリは人がいるところを安全だと判断し、市街地の駅前などに集まってくるという。 こうした被害は全国でも相次いでおり、福島県では今月ロケット花火や爆竹を使った大規模な掃討作戦が行われた。市街地のムクドリ被害には一定程度の効果があったという。 対策を模索する出雲市は。 (出雲市森林政策課 高橋さん) 鳥も他の場所にいってしまって、集団で動くので難しいと思うんだけど、継続的にいろんな方法で追い払っていく。 ムクドリは害虫を食べ、役に立つ鳥「益鳥」としても親しまれていたが、開発などにより住む環境が失われ、市街地などにねぐらを求めこうした被害が。 本来生息する里山に移り住むための継続的な対策がいま求められている。

山陰中央テレビ

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