函館金森洋物館にハンドベル響く JALベルスター
日本航空(JAL)の客室乗務員でつくるハンドベル隊「JALベルスター」の函館地区演奏会が7日、金森洋物館で開かれた。美しい響きでクリスマスソングなどを奏で、市民や観光客を魅了した。
JALベルスターは1995年結成。例年クリスマスシーズンに合わせて活動しており、30年目となる今年は11月に羽田空港で始動。今季3カ所目となる函館では、午前と午後の2回公演した。 「あわてんぼうのサンタクロース」「きよしこの夜」など、クリスマスソングを中心にメンバー8人が12曲を発表。息の合った演奏で清らかな音色を響かせ、クリスマス気分を盛り上げた。 JALが国内線に今年10月、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」をテーマとした特別塗装機を就航したことにちなみ、ディズニーのオリジナルメドレーも披露した。 市内では新型コロナウイルス禍後、函館空港以外での演奏は今回が初めて。リーダーの堤真菜さん(27)は「にこやかな笑顔と温かい雰囲気で迎えてもらいうれしく思った。今年の活動テーマである『BE JOYFUL!みんなで紡ぐきらめきの音楽』を体現することができた」と話した。22日には、札幌コンサートホールKitaraで札幌地区演奏会を開く。
函館新聞デジタル