“通す、はさむ、インシュレーターにも使える”次世代「レゾナンス・チップ GP」
レクストは、レゾナンス・チップ・シリーズ最新作となる、オーディオ制振アクセサリー「レゾナンス・チップ GP」を13日に発売した。“一度 剥がしたら使えなくなる” という貼るタイプの従来品の欠点を克服し、“通す、はさむ、インシュレーターにも使える”次世代レゾナンス・チップと位置づけられている。価格は2個入りで税別2,800円。 【この記事に関する別の画像を見る】 本革の多重構造を採用。ドーナツ型で、外径約12mm、穴直径約4.5mm。さらに内側にプラス状切り欠き4カ所が設けられている。 動作概念としては、「高層ビルの風揺れ対策にも応用される動吸振器という振動制御技術を小型化し、音楽に不要な微振動を制振するアイテムに応用。レゾナンス・チップ GPでは、本革の多重構造で動吸振器を形成。制振対象に対して、付加振動=動吸振器を取り付けることで、制振対象と動吸振器の共振振動数が同調し、共振振動数付近で制振する」という。 この、本革の多重構造による制震性能を「小さく軽いドーナツ形状に凝縮して内包することに成功。レゾナンス・チップ GPをオーディオ機器やケーブルに装着することで、大きな音質向上効果を発揮できるよう開発した」という。 使い方は、穴に通して装着したり、革を対象に挟み込むなど。ワッシャーのように、機器やスピーカーの取り付けネジに装着することも可能だという。 インシュレーターとしても使用でき、機器の左右前足のみに各1個ずつ装着。レゾナンス・チップ GPの全体を敷くのではなく、穴が見えなくなる約3分の2を機器の足の下に敷くという。 レゾナンス・チップ GPによる、音質改善効果をフルに発揮するまで数分程度の時間経過が必要。「取り付けたり外したりを繰り返して音質をチェックするのではなく、じっくり聴いてレゾナンス・チップ GPのグレードアップ効果をお楽しみください」とのこと。
AV Watch,山崎健太郎