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「ポスト菅」官房長官選び 「派閥重視」「発信力」「政治手腕」どれ重視?

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西日本新聞

 自民党総裁選は菅義偉官房長官の優勢が揺るがず、永田町の関心は早くも閣僚・党役員人事に移っている。とりわけ注目されているのが、内閣の要となる官房長官だ。派閥重視か、発信力か、たたき上げの政治手腕か-。「ポスト菅」に誰を据えるかで、菅氏が目指す政権の姿も見えてくる。 【画像】次期首相、3候補の支持率は  官房長官は、内閣の「番頭格」だ。菅氏は2012年12月の第2次安倍政権発足と同時に就任。熊本地震などで危機管理を担い、省庁横断の政策を実現するため、陣頭指揮を執ってきた。14年の内閣人事局発足以降は人事権も武器に省庁の掌握を強めた。  安倍晋三首相は「菅総理には菅官房長官がいないという問題がある」と指摘していたが、「ポスト菅」の適任者は誰なのか。  まず挙がるのが萩生田光一文部科学相。15~17年に官房副長官を経験し、菅氏は実務能力を高く評価。最大派閥の細田派所属で、同派に影響力がある森喜朗元首相は「官房長官を取れ」と指示を飛ばしており、起用は細田派への配慮になる。  同じく官房副長官経験者の加藤勝信厚生労働相も答弁が安定し、候補者の一人とされる。ただ新型コロナウイルス対策を巡って、菅氏との溝が生まれたと指摘する声もある。  発信力に期待するなら、河野太郎防衛相だ。ツイッターのフォロワー数は175万人を超え、「選挙の顔」として期待も高い。菅氏と同じ神奈川県選出で関係も近いが、言動を不安視する声も。9日には10月の衆院解散の可能性に言及し、「就任の目は消えた」と見る向きもある。  菅氏が最も信頼しているのが、梶山弘志経済産業相だ。菅氏が師事した故梶山静六元官房長官の長男で、安定した国会答弁から期待する声もあり「脱派閥」のアピールにもなる。  森山裕国対委員長を推す声もある。総裁選では二階俊博幹事長とともに「菅政権」への流れを一気につくった一人。鹿児島市議出身で、熟練した国会戦術に菅氏も安心して任せている。二階氏の幹事長留任が強まる中、官邸の重しとして最適任との見方がある。 (湯之前八州)

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