早くメジャーで観たい…日本球界の若き天才スター5人(3)22歳の最強打者
2022年シーズンも試合の半分を消化したプロ野球。今年は若手選手をチームの軸とする球団が多い印象を受ける。若くしてチームを背負う彼らは、当然メジャーの球団もマークすることになるだろう。そこで今回はU-25に絞って、すでに日本球界を代表する第一線の選手たちを紹介する。 【写真】トップは25億円超? 日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング
◆村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ) 投打:右投左打 身長/体重:188センチ/97キロ 生年月日:2000年2月2日 経歴:九州学院高 ドラフト:2017年ドラフト1位 九州学院高から2017年ドラフト1位で入団した村上。プロ1年目にファームでじっくり実績を積むと、2年目に19歳にしてレギュラーを掴みオールスターゲームにも選出された。昨季は史上最年少となる21歳7ヶ月での通算100本塁打を達成している。 成績も然ることながら、リーダーシップやコミュニケーション能力も一流。攻撃時にはだれよりも声を上げ、味方の活躍には全身で喜びを表現する。守備の際も、年上の投手に対しても積極的に声をかけにマウンドへ。乱闘に発展しそうな場面では冷静に自軍の選手をなだめる場面が注目されたこともあった。 2021年のオリンピックでは、決勝戦では先制のソロ本塁打を放つなど、国際舞台でも存在感を発揮。今季は打率、本塁打、打点と各打撃項目でリーグトップクラスの成績を誇り、令和初の三冠王も視野に入れている。現球界最強打者でありながら、まだ22歳と若さもあり、底が知れない。
ベースボールチャンネル編集部