【有馬記念】アーバンシックが堂々と世代交代を宣言する
暮れの大一番で、アーバンシックが堂々と世代交代を宣言する。 春はポテンシャルを持て余していた印象だったが、ルメール騎手とタッグを組み才能が開花。繊細な手綱さばきによってポジショニングスキルが大きく向上し、セントライト記念→菊花賞を連勝してきた。 放牧を挟んでリフレッシュ。1週前は重さを感じる動きだったが、18日は不安を払拭するナイスランを見せ、武井調教師からは「秋2戦を使ったことによる肉体的な成長があり、高いレベルの状態を維持できています」と持ち前のスマイルが飛び出した。 スタミナが問われる中山2500メートルとあって、同年の菊花賞馬の活躍も多い。トレーナーも「菊花賞と同じ1周半の競馬だし、合うんじゃないかな」と自信。19日の枠順抽選会では有馬最多の10勝を誇る③番枠をゲットした。過去10年で2勝・2着3回・3着2回のルメールとともに金メダルをつかみ取る。 〝究極の3連単〟は1着にアーバンを固定。計30点で勝負だ!(夕刊フジ)