アンミカ 「5万円を握りしめて」初のパリではモデル事務所に門前払い 受付担当から「自分を磨くため…」
モデルでタレントのアンミカ(52)が13日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜後2・28)にゲスト出演。自身がのちにモデルとして飛躍するきっかけとなったパリでの苦い思い出を明かす場面があった。 【画像あり】 アンミカ 超ミニスカのピンクコーデ披露 元ミス・ユニバース代表の大物女優との2ショットに驚きの声 アンミカは32年前にパリコレに出演したが、その前にもモデルとし「5万円を握りしめてパリにオーディションに行ってるんです」と初めてパリに行った当時を回顧。 「私の中の大金が5万やったから、1週間ぐらいはいけるかなって思って。それで1、2本のオーディション受けられたらってちょっと甘く、事務所的にも考えてたんですけど、3日いれませんでした」と苦笑した。 当時日本のファッション雑誌はパリコレモデルブーム。モデルの写真には所属事務所も書かれていたため、パリに着くとすぐに電話帳を探してモデル事務所の番号を調べて電話をかけ、オーディションを受けさせてもらえるように頼んだが「アジア人ってことね。アジア人は入れない」と断られたという。 それでも3社でオーディションが受けられることになったもの、「オーディション受けに行って、門前払いです」とのショックな出来事が。「オーディションのアポイントメントを取ったのに、受付の人がファッションとか雰囲気が、全然電話ではいいわって言ったけど、満たしていない、基準が」と振り返った。 3件目も断られると「辛抱たまらんようになって」と通訳をしている友人を連れて行き、「ちょっとこれではただで帰れないんで、アドバイス頂きたいんですけど」と受付担当に伝えたとした。 すると担当者は「あなたは白いトップスで黒いボトムス履いてるけど、白って200色あるのに、一番似合わない白い服を選んでる。黒も300色あるのに、もう肌もくすんで服も良く見えない、あなたも良く見えない」とズバリと指摘されたという。 さらに「好きと似合うっていうのが離れてるとセンスも悪くなるので、あなたの好きな物は今のところセンスがないから、自分を知るために日本に帰っていろんなブランドさんに入って、一番素敵な店員さんに声をかけて、私に似合うのどれって聞いて、自分の骨とか色とかを研究して来てください」とも言われた。 アンミカは「そのおかげで、ああ白って200色もあるんやって。じゃあ自分に似合う白見つけようっていうことで」とファッションを突き詰めるようになったとした。