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判断分かれる海開き 開設する海水浴場は感染症対策進める 静岡県

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静岡朝日テレビ

 新型コロナ感染拡大を受け、海水浴場開設の判断が市や町で分かれています。すでに海開きを決めた下田市では、おもてなしの思いを込めたユニークな感染症対策が進められています。

下田市の海水浴場は区画区切ってソーシャルディスタンス

斉藤慎一朗記者:「およそ700メートル続く伊豆半島最大級のビーチ、白浜大浜海岸です。海岸には石が規則正しく並べられていますが、これも新型コロナ対策です」  その美しさから全国的にも人気のある下田市の白浜大浜海水浴場。去年の夏は約24万7000人が訪れました。すでに県外からの観光客の姿もあります。市は9つ全ての海水浴場を来月18日から順次、開くことを決めました。  しかし、この夏心配されるのが新型コロナ対策です。 伊豆白浜観光協会 鈴木和明会長:「ソーシャルディスタンス。距離を取るということで、だいたい2人から4人くらいを目安に、1マス」  4メートル四方の区画に入ることができるのは最大で4人。地元のボランティアと旅館の経営者が協力し、5日間かけて200近い区画を作りました。 記者:大変だったことは? 伊豆白浜観光協会 鈴木和明会長:「やっぱり石は重たいですから。去年の台風15、19号で石が(浜辺に)だいぶ上がってしまった。この石を何とか有効利用したいと、こういう形で実現した」  中には石で作られた亀も。ただ、これらの石は市がロープで区画を作る際に撤去される可能性があり、石の亀も海開きの前に姿を消すかもしれません。 伊豆白浜観光協会 鈴木和明会長:「みなさん作ってくれたので、できるだけ残したいとは思っています」  駐車場でも感染拡大を防ぐ対策が取られています。それぞれのビーチの混雑状況を3段階で示す看板を立て、海水浴客を分散させる考えです。

牧之原市の静波海水浴場など開設せず 伊豆の海水浴場では開設も

 海水浴場を開設するかの判断は自治体で分かれています。牧之原市の静波海水浴場やマリンパーク、御前崎海水浴場は開設を取りやめました。一方で、県東部の伊東オレンジビーチや弓ヶ浜海水浴場は開設に踏み切っています。  隣の神奈川県では、海水浴場の閉鎖が相次いで発表されていて、静岡県内に観光客が流れ込み、感染リスクが高まる可能性もあるため。市や町は難しい決断を迫られています。