訪問介護と定期巡回、どちらがお得か 内容と要介護度別料金を2つのケースで試算
一緒に住んでいる母親に認知症の診断がくだるなど、今まで考えてもいなかった介護が身近になってきて、さまざまなサービスがあることを知ります。 元記事で画像を全てみる 家族に介護が必要になっても施設があるから大丈夫と思っていたら、ケアマネージャーからは「施設はどこもいっぱいですぐには入所が難しい」と言われ、多くの家族は在宅介護を選択せざるを得ないという場合もあります。 在宅での介護には主に、 ・ 訪問介護と ・ 定期巡回 という介護サービスがあります。 似たようなサービスですが、ちょっと違います。 そこで今回は、この2つの介護サービスにスポットをあててご紹介します。
訪問介護とは
利用者の家に、ヘルパーが必要な介護をしてくれるサービスです。 介護の仕方が分からないという家族に代わり、ヘルパーがプロの技術で介護をしてくれます。 介護する家族が高齢の場合や仕事で家にいない場合は、代わりにヘルパーが介護をしてくれます。 ■訪問介護のサービス内容と利用料金 ・ オムツ交換 ・ 食事介助 ・ 入浴介助 などの身体介護から、 ・ 掃除 ・ 洗濯 ・ 調理 ・ 買い物代行 などの生活援助のサービスがあります。 また、通院時の乗車・降車等の介助として、病院に行く際にヘルパーが利用者様の車の乗り降りを手伝ったり、場合によっては病院時の付き添いをするサービスです。 訪問介護の料金は、下記の通りです。 ■要介護1~5の認定を受けた方の利用料金
定期巡回とは
24時間、日中の定期的な訪問に加え、利用者様には事業所とつながるコールをお渡ししています。 そのコールを押すと、困った時には事業所の職員と電話がつながり、ヘルパーを派遣してくれます。 なお、定期巡回は地域密着型サービスと言って、住んでいる市町村にこのサービスがなければ利用できません。 ■定期巡回のサービス内容と利用料金 訪問介護と変わらず、何回でも訪問可能です。 また、24時間対応で料金が定額制です。 料金を上乗せすれば、訪問看護も受けられます。 定期巡回の料金は下記の通りです。 ■要介護1~5の認定を受けた方の利用料金