【朝日杯FS・生情報】プラス材料満載のタイセイカレント あとは鞍上・坂井瑠星に託すのみ
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] 重賞初挑戦だった前走・GⅢサウジアラビアRCでは、勝ち馬アルテヴェローチェに1馬身差で敗れたタイセイカレント(牡・矢作)。GⅠ舞台でのリベンジに燃える14日は、ポリトラックで軽く汗を流した。 「2戦目はジョッキーが乗ってからテンションが上がってしまったので、今週はしまいだけまとめる形。(追い切りを)ソフトにしたことで落ち着いています」と荒木助手は納得の表情を浮かべる。 今回、ポイントとなりそうなのが8枠16番という枠順。この大外枠に関して荒木助手は「京都マイルはコーナーまで真っすぐが続くので、コーナー4つよりはいいかなと思います。みんなを見ながらの競馬ができますし、前走はスタートで後手に回ってしまったので、最後入れはプラスに働くかもしれません」と前向きに受け止めている。むしろ、ゲートの甘さが残る現状を考えると、最後の枠入れとなる大外枠がプラスに働く可能性は大きい。 前走は東京への前日輸送で臨んだが、今回は距離が近い京都への当日輸送。テンションの高さを思えば「輸送が短いのはプラスだと思います」という陣営の見立ては間違いない。「あとは所属しているジョッキー(坂井)を信頼しているので任せます」と荒木助手。国内外のレースで活躍し、スター街道を駆け上がる鞍上・坂井瑠星の手綱さばきに全権委任の構えだ。
東スポ競馬編集部