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15安打浴びても笑顔 157球を成長の糧に 敦賀気比・上加世田 秋季高校野球

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毎日新聞

 来春のセンバツ出場校選考の参考資料となる高校野球秋季北信越大会は18日、富山市の富山市民球場で決勝があり、敦賀気比(福井1位)が上田西(長野2位)に16―5で大勝し、5年ぶり6回目の優勝を果たした。  いくら安打を打たれようと、最後まで笑ってマウンドに立ち続けた。背番号18をつけた敦賀気比の1年生右腕・上加世田(うえかせだ)が15安打を浴び、5失点しながらも完投した。  脚を高く上げるフォームから最速142キロの直球を投げる本格派。自身が「100点」と評した一回の投球に将来性を感じさせた。  2死一、二塁のピンチに、前日2本塁打の上田西の5番・飛鳥井を迎えた。「初回を抑えれば流れは来ると思った」。カウント1―2から、外角の131キロの直球で見逃し三振に仕留めると、雄たけびを上げた。  関根学園との準決勝では3番手として四回から登板し、7回を1失点に抑えて延長サヨナラ勝ちを呼び込んだ。この日は「初めて」というほどの安打を浴びたが、要所は締めて流れは渡さず、打者としては3安打4打点。1年生ながら攻守でけん引し、チームは5年ぶりに北信越王者への返り咲きを果たした。  中学時代は大阪の軟式野球チームに所属し、U15(15歳以下)日本代表にも選出された逸材だ。「最後まで投げられたのは良かったけど、気持ちが高ぶった。無駄な四球をなくしたい」。この日の157球を成長の糧とする。【大東祐紀】

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