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広島・森下暢仁投手 セ2人目の先発全員奪三振。新人王へ突き進む/ルーキー中間報告

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 広島の黄金ルーキーが投げるたびに潜在能力の高さを証明している。圧巻だったのは8月14日の阪神戦(京セラドーム)だ。森下は最速152キロの直球を軸に、5回二死まで1人の走者も出さない投球で、2005年川上憲伸(中日)以来、セ・リーグでは史上2人目の先発全員三振を達成。9回を投げ無四球で、許した安打は単打2本。自己最多の12三振を奪い、二塁すら踏ませない見事な完封勝利を果たした。「ストレートをしっかり投げることができたので、ほかの変化球も生きたと思います」。  この日のプロ初完投&完封勝利で4勝目を手にした。プロ初勝利を挙げた6月28日の中日戦(ナゴヤドーム)では完封目前の9回に3失点で降板。喜びに加え、悔しさを味わった登板だっただけに、「ゼロで最後まで投げきることができてよかったです」と喜びをかみしめた。新人で2ケタ奪三振&無四球での完封勝利は球団初の快挙。佐々岡監督は「最後(無四球を)、意識した中でしっかり投げきった。無四球で2安打。言うことなし」と最大級の賛辞を送った。  7月中旬にコンディション調整で登板期間が空いた影響で、8月25日の時点で規定投球回数には達していない。しかし8試合に先発し、5勝2敗、防御率2.14とリーグトップクラスに引けを取らない抜群の安定感をみせつけている。持ち味の切れ味鋭い直球と、縦に大きく割れるカーブで緩急をつけ、打者を翻弄。カットボールとチェンジアップも織り交ぜ、堂々たる投球で勝ち星を積み重ね続けている。  新人ながら7月31日からカード初戦を託されている。「しっかり投げ切れれば、抑えられると思っている」。自信を胸に、目標の新人王まで突き進む。 写真=BBM

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