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中小企業庁長官の行動「国民の疑惑は払拭できない」 岸博幸さん持続化給付金問題で経産省後輩に苦言

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中日スポーツ

 元経産官僚の岸博幸さん(57)が14日、TBS系の情報番組「サンデー・ジャポン」に出演し、新型コロナウイルス対策の持続化給付金事業問題で、中小企業庁の前田泰宏長官の行動について「国民の疑惑は払拭(ふっしょく)できない」と述べた。  岸さんによると前田長官は2年下で経産省に入ったそうで、「よく知っています。若いころから将来の幹部候補といわれてました」と説明。その上で「経産省(など)の幹部が前田ハウスとして自分の名前を民間にやすやすと貸すのはありえず、電通と接触があり、国民の疑惑を払拭できない。順調に出世する中で、浮かれすぎたのかなという気がします」と話した。  持続化給付金事業をめぐっては、受託したサービスデザイン推進協議会の理事が電通社員だった2017年、前田長官(当時大臣官房審議官)が米テキサス州でのイベントに参加した際、「前田ハウス」と称するシェアでのパーティーに同席していたと報じられた。前田長官は国会で「パーティーでの接触はありましたが、国家公務員倫理法に触れる行為はしていない」と疑惑を否定している。  また、岸さんは多重の下請け構造が問題だと指摘し、「最大の問題は経産省にあって、下請けを含めて多重の構造の全体をたぶんしっかり把握しないで委託している。今回のように振り込みが遅く、問題が起きた場合に責任の所在が不明確になる。経産省がしっかり全貌を把握した上で監督できる体制をつくってなかったことが一番の罪だと思います」とOBとして背景を推測した。

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