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映画『友達やめた。』。自分と異なる考えの人とどう向き合えばいい?向き合った先は?監督にインタビュー【ネット配信あり】

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集英社ハピプラニュース

お互いの違いを認め合い、尊重し合えている?

日々、多様性という言葉を見聞きします。 お互いの考え方の違いを認め合い、尊重しあえる社会になってほしい。 誰もがそう願っているはずです。しかし、実際には自分はというと…どうでしょう。誰か考え方やスタンスが違った人と出会った時、頭では理解できていても、自分の中に奥深く染み付いた価値観や考え方が、なかなか手放せない時ってありませんか? それが、家族や友達など、自分と身近な相手や、好きな相手とだったらなおさら、苦しみますよね…。「どうして??」と。 そんな悩みに、真っ正面から向き合った映画『友達やめた。』が9月19日(土)より公開されます。生まれた時から耳の聞こえない今村彩子監督が、アスペルガー症候群のお友達・まぁちゃんとの友達関係に悩み、その問題解決のために映画を制作した作品です。 さらっと説明しましたが、「特別な話なのでは…?」と思われた方、私も最初はそう思いました。もちろん、お二人の障がいについても描かれていますが、第三者の視点を挟んでいないので、非常に私的でナチュラル。私にとっては、それぞれのありのままの状況を”知る”という意味でも、非常に良い作品でした。それ以前に、この作品は誰しもが持つ「異なる考え方を持つ人と人とが、どうやったら上手く共存できるのか」という、普遍的な悩みについて、キレイごとだけではなく、感情もろとも描いている作品なのです。 少し重たそうなテーマかな…?と思いきや、ここが今村監督の素晴らしいところ。とにかく身近な日常を通して描かれているので、クスッと笑いつつも、深く考えさせられ、終わったあとには「友達っていいなぁ」と愛おしく思える…。これは誰しもが抱える日常の風景で、同じ悩みを抱えている人も多いはず!是非、今村監督にお会いしてお話を聞いてみたい!ということでインタビューしてまいりました。

自分にない魅力を持っているし、一緒にいることで新しい自分にも気付かされる

今村彩子監督:1979年生まれ。大学在籍中に米国に留学し、映画制作を学ぶ。劇場公開作品に『珈琲とエンピツ』(2011)『架け橋 きこえなかった3.11』(2013)、自転車ロードムービー『Start Line(スタートライン)』(2016)がある。また、映像教材として、ろうLGBTを取材した『11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~』(2018/DVD/文科省選定作品)や、『手話と字幕で分かるHIV/エイズ予防啓発動画』(2018/無料公開中)などをも手がける。初めての著書となる「スタートラインに続く日々」(2019/桜山社)には、本作の原作とも言える「アスペのまあちゃん」が収録されている。現在、『架け橋 きこえなかったあの日』を制作中。

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