サラー&マルムシュのコンビでエジプト代表が目指したい“W杯初勝利” サラーにとってラストチャンスかもしれない2026年大会の出場は叶うか
この2トップをW杯で見たい
開幕前は予想されていなかった展開だが、ブンデスリーガでフランクフルトFWオマル・マルムシュのペースが止まらない。リーグ戦では13ゴール7アシストを記録しており、合計した得点関与数は早くも20ゴールに達した。 現段階の5大リーグ選手でこの得点関与数を上回るのは、リヴァプールFWモハメド・サラーしかいない。サラーはプレミアリーグで13ゴール8アシストを記録していて、こちらも絶好調だ。 そしてこの2人は、同じエジプト代表の選手だ。これだけの活躍を見れば、エジプト代表で共闘する2人を2026ワールドカップで見たいと考えるサッカーファンは多いはず。 今後の課題は、フランクフルトで大暴れのマルムシュをどうエジプト代表で活かすかだ。フランクフルトでの活躍は見事だが、代表でのマルムシュは通算35試合で6ゴールと少々物足りない。 マルムシュは今年9月から2か月にわたって行われたアフリカ・ネイションズカップ2025予選にも参戦しているが、4試合に出場してゴールを奪えたのはカーボベルデ戦での1点のみ。 エジプトは2018年のワールドカップ・ロシア大会には出場したが、2022年のカタール大会は予選で敗退している。2026年大会からはアフリカの出場枠も9.5まで拡大されているが、このチャンスを活かせるだろうか。サラーも32歳を迎えているため、年齢的には2026年大会がラストチャンスとなる可能性が高い。2018年大会は0勝で終わってしまっただけに、マルムシュ&サラーのコンビで同国史上初となるワールドカップ1勝を目指したい。
構成/ザ・ワールド編集部
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