「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の既知の不具合まとめ【2024年12月10日現在】
Ubisoftのゲームタイトルの一部が止まってしまう(更新)
本バージョンを導入しているPCで、Ubisoft(ユービーアイソフト)が開発した一部ゲームタイトルでゲームの起動中、データの読み込み中、またはゲーム中にプログラムが応答しなくなることがある問題が発生している。 本事案について進捗があり、以下のタイトルについては暫定的な対策パッチ(修正)の配信が行われたため、12月5日までにセーフガードホールドが解除された。ただし、この暫定パッチは一部シーンでパフォーマンスが低下する副作用があるため、引き続き“完全解消”に向けた取り組みが進行中だ。 ・Star Wars Outlaws ・Avatar: Frontiers of Pandora 一方、以下の3タイトルについては問題が解消されていないため、引き続きセーフガードホールドが適用されている。セーフガードホールド適用前に本バージョンを適用したPCで、不具合が発生した場合はキーボードの「Ctrl+Shift+Escキー」を押してタスクマネージャーを起動し、アプリを強制終了しよう。 ・Assassin's Creed Valhalla ・Assassin's Creed Origins ・Assassin's Creed Odyssey
「Google Workspace Sync」が正常に動作しないことがある(回避策あり)
本バージョンをインストールしたPCにおいて、Googleが提供する「Google Workspace Sync for Microsoft Outlook(GWSMO)」が以下の問題を起こす場合がある。 ・「Microsoft Outlook」アプリを起動できない ・Outlookアプリが新規ウィンドウを開けない ・Outlookアプリがフォルダーを開けない ・Outlookアプリが「予期しないエラー」を起こしてしまう ・OutlookアプリがMAPI(Messaging Application Programming Interface)を使ったデータアクセスに失敗してしまう これらの問題が顕在化すると、GWSMO自身のアンインストールや再インスト-ルも行えない恐れもある。 本件を受けて、MicrosoftはGWSMOの旧バージョンをインストールしているPCに対して12月5日までにセーフガードホールドを設定した。インストールアシスタントやインストールメディアを使った手動バージョンアップも推奨されない。 なお、この問題はGWSMO自身に原因があり、Googleは問題を解決したバージョンの配信を開始している。Windows 11を本バージョンに更新する場合は、事前にGWSMOを「バージョン4.3.68.0」以降に更新しよう。同バージョン以降のGWSMOをインストールすることで、セーフガードホールドは解除される(※1)。 (※1)解除には最大で48時間を要する。48時間を経過しても解除されない場合、Microsoftは「Google Workspaceのサポートに問い合わせてほしい」としている
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