新年への願いを込めて 縁起物「風車」づくりが最盛期 年明けの十日市などで販売<福島・会津若松市>
くるくると回る「風車」。「元気に働き回る」「金回りが良くなる」新年への願いが込められた正月の縁起物だ。 福島県会津若松市にある「山田民芸工房」では、今が風車づくりの最盛期。竹で編まれた骨組みには、太陽や大地などを現した色紙が張られ、その上に鏡餅や小判などを象った金色の紙を装飾していく。 中央にある黒豆は「まめ」に働けますように。 山田民芸工房五代目の山田賢治さんは「今年は経済的にかなり大変でありまして、経済がよく回るようにということで、風車のように健康でくるくる回りますようにという願いを込めて作っております」と話した。 風車は、年明け会津地方の各地で開かれる初市で販売される。
福島テレビ