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銚子だけに超C級! 銚子電鉄の映画「電車を止めるな!」完成 8月下旬、上映スタート

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千葉日報オンライン

 新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な経営難に直面している銚子電鉄(銚子市)が、経営改善に向け製作に取り組んできた映画「電車を止めるな!」が完成し、都内で22日、試写会が開かれた。銚子の景色や電車の走行シーンをふんだんに取り入れた。一般公開を前に竹本勝紀社長は「銚子だけに超C級の『法螺(ほら)ー』系ギャグ映画が完成した。日常を切り取ったような作品で、ローカル線の心意気を感じてほしい」と力を込めた。  変電所の老朽化が深刻化する中、興行収入を改修費に活用しようと製作を始めた。映画製作を支援する「クラウドファンディング」では、鉄道を守る趣旨に賛同した人々から計500万円以上を集めた。昨夏公開予定だったが、完成度を高めるため追加で撮影したほか、新型コロナの影響もあり公開時期が延びていた。

 映画は、同電鉄が起死回生を図るため「心霊列車」を企画し、これに参加した乗客が意外な体験をしてパニックになる-といったコメディータッチのホラー作品。お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さん、漫画家の日野日出志さんも出演した。試写会には関係者らが参加し、上映後、竹本社長や出演者らが登壇した。赤井宏次監督は「さまざまな『面白い』が詰まったごった煮のような作品。何も考えずに気楽に見てほしい」とPRした。  一般公開は今月下旬に始まる。県内のほか都内など各地で上映予定。28日から30日まで、車に乗ったまま作品を鑑賞できる稲毛海浜公園(千葉市美浜区)の「ドライブ・イン・シアター」の会場でも上映される。映画館など、上映可能な場所を募集している。  乗客の約8割を観光客が占める同電鉄は、新型コロナの影響で運賃収入と副業・食品部門の売り上げが低迷。厳しい経営状況に置かれている。

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