コロナで苦境の業務用コーヒーを応援 喫茶店やカフェの魅力伝える特別番組放映 岩井ジョニ男さんのキャンペーンも後押し
1-7月コーヒー消費量4・9%減
1-7月コーヒー消費量は、家庭用市場が好調に推移する一方、コロナの外出自粛によって業務用市場が大きく落ち込み全体では前年比4・9%減となった。 全日本コーヒー協会は、10月1日の「国際コーヒーの日」にあわせて、業務用コーヒーの需要を喚起させる取り組みとして、全国5カ所のコーヒーを扱ったお店を紹介する番組制作に携わり9月30日から10月5日にかけてBS11で放映する。 番組名は「コーヒーの時間~至福のひととき~」で以下のスケジュールで放映される。 9月30日21時54分~22時「函館 美鈴珈琲」 10月1日19時55分~20時「皇珈亭」 10月3日20時55分~21時「ヤマモトコーヒー店」 10月4日20時55分~21時「小川珈琲」 10月5日20時53分~20時58分「カルディーズクラブコーヒー」 コロナに負けじと創意工夫する5カ所の取り組みを紹介することで「わけへだてなく全国の喫茶店や外食店に来場してもらい、おいしいコーヒーを飲んでいただく」(全日本コーヒー協会)のが狙い。 【参考動画】「10月1日はコーヒーの日」× 岩井ジョニ男(イワイガワ) 岩井ジョニ男さんを起用し喫茶店を舞台にレギュラーコーヒーを描いたYouTubeを公開して計15人に最大5万円相当のデジタルギフトカタログが当たるキャンペーンを告知しているのは、全日本コーヒー商工組合連合会。 記念日である10月1日からコーヒーの新年度が始まるとされていることから、動画では岩井ジョニ男さんが「COFFEE NEW YEAR!」を連呼。キャンペーンも「コーヒーの新年度だから お年玉あげちゃいます」と題している。 Instagramでオフィシャルアカウント(@coffeenewyear)をフォローし、みんなのコーヒータイムをテーマに「#coffeenewyear2020」をつけて写真を投稿して応募する。写真はカフェ店内などコーヒータイムの画像であれば応募可能となっている。応募期間は10月30日まで。 喫茶店・カフェの誘導策としては、統一ポスターとPOPの販促物を用意。 販促物には、参加店舗ごとに独自のキャンペーン参加特典が記入できるように空欄を設け、公式サイトではポスターを見つければ「さらに、いつものお店でお得なサービスが受けられるかも…!?」とアピールしている。 販促物は全国各地の喫茶店・カフェ約3万店に掲出されている。