10人が感染の新成人クラスター、懇親会の参加者は38人 十数人の連絡つかず
那覇市内で発生した成人式関連の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)で、県は20日、感染している可能性のある新成人ら十数人と連絡が取れないことを明らかにした。10日の式典から翌朝まで飲酒やカラオケを伴う飲み会に参加した新成人らは、1~3次会を合わせて総勢38人に上ったという。 【写真】沖縄の成人式で初のクラスターを確認 式典終了後に翌朝まで飲酒 このクラスターは、20日までに10~20代の男性10人の感染が確認された。県は19日時点で参加者を12人と発表したが、その後の市保健所の調べで38人いたことが分かった。 県南部保健所や市保健所が感染の恐れがあるため参加者にPCR検査を案内する電話をかけているが、連絡がつかない状態という。県や市は心当たりのある新成人らに対し、知らない番号からの電話に出るよう呼び掛けている。