【AI予想回顧】4重賞全てで本命馬が勝利! ファンタジーSは◎×○で3連単的中
本命モントライゼが勝利
11月7日(土)には2歳重賞の京王杯2歳S(GII・芝1400m)とファンタジーS(GIII・芝1400m)、8日(日)にはアルゼンチン共和国杯(GII・芝2500m)とみやこS(GIII・ダート1800m)と4つの重賞レースが行われた。AI予想エンジンKAIBAは馬券も的中せせることはできたのか、レースごとに振り返っていこう。 【競馬永久保存版】単勝が一番儲かる馬券!?回収率UP ローリスク・ハイリターンな買い方(1/2) GIの朝日杯FSの前哨戦という位置づけにある京王杯2歳S。新馬戦で見せた破天荒な走りで注目を集め、前走も強いレースだった牝馬のリフレイムが人気を集めていたが、AIの本命はモントライゼ。2走前の未勝利戦では後続に1.7秒差をつけて勝利、小倉2歳Sも負けて強しの内容だったことを評価した。 対抗以下はブルーシンフォニー、レガトゥス、ジャガード、ロードマックスに印を回した一方、先述のリフレイムと函館2歳Sを勝利しているリンゴアメの牝馬2頭については、過去10年で26頭が出走して未勝利、複勝率7.7%と相性の悪いことから無印だった。 レースはリメスが単騎で逃げ、モントライゼはその直後の2番手。好位の外目にジャガードが追走し、ブルーシンフォニー、レガトゥス、ロードマックス、さらに1番人気のリフレイムは中団よりやや後ろからレースを進める形となった。 直線に向いて、先頭に立ったモントライゼは馬場の悪い内を避けて外へと進路を取る。坂を上りきったあたりで、さらに外からユングヴィ、内を突いてストライプ、さらに大外からロードマックスも差を詰めにかかったが、なんとか凌ぎ切って重賞制覇となった。 接戦となった2着以下は、ロードマックスがクビ差抜け出して3着がユングヴィという結果に。ユングヴィは無印だったが人気薄のロードマックスはなんとか印を回しており、予想は◎×で馬単8,480円が的中した。
3連単25,620円が的中!
2歳牝馬によって争われたファンタジーS。今年は阪神開催の開幕週、内回りコースを使用してのレースとなった。2歳戦らしく、過去10年では前走連対馬が8勝、前走重賞組は複勝率43.5%、単回収率532%というデータの後押しもあり、本命は前走で小倉2歳Sを勝利したメイケイエールとした。 対抗は川田騎手に乗り替わって勝負気配を感じるラヴケリー、注目を集めるヨカヨカは九州産馬限定のひまわり賞からの参戦ということで人気ほどの力量はないこと、また距離延長にも不安があることから3番手評価。以下はサルビアとオパールムーンにまで印を回した。 ハナを奪ったのはフリード、2番手にサルビアとラヴケリーが並んで追走。そしてその2馬身後ろにいたヨカヨカを、外から掛かり気味にメイケイエールが交わしていく。オパールムーンは横山典騎手の得意の戦法で、最後方から末脚にかけるレースを展開する。 折り合いがついた後は前3頭を見る形でレースを進め、直線で外に持ち出したメイケイエール。残り200mで先頭に立ってそのまま押し切って重賞連勝を果たした。2着は大外から追い込んだオパールムーン、ラヴケリーが接戦の3着争いを制し、予想は◎×○で的中。3連単は25,620円という配当だった。 この日の東西の重賞を勝利したのは、夏の小倉2歳Sの1、2着馬。両馬ともに1ハロンの距離延長にも対応してみせた。しかし、GIではさらに1ハロンの距離が伸びるだけに評価が難しいところ。果たしてAIはマイル戦でどのような印を打つのかという点についても注目したい。