星空パネル展やラリー 三重・明和の斎宮博物館 35周年記念で13日から
三重県多気郡明和町竹川の斎宮歴史博物館(川口晃館長)は13日から23日まで、同館の開館35周年を記念して、秋の行楽シーズンに合わせたイベント「秋のお出かけは斎宮歴史博物館へ! 星☆空キャンペーン」(一般社団法人明和観光商社共催)を開く。
イベント参加でプレゼントも
同館では35周年を記念して今夏のイベントを皮切りに特別企画を行っている。今回は、史跡内のいつきのみや歴史体験館(斎宮)で観月会を16日に控えていることから、秋の夜空を楽しんでもらおうと企画。常設展観覧者を対象に、子供向けイベントやパネル展、スタンプラリーなどを実施する。 会期中の13~23日は「星☆空ぱねる展―斎宮の夜空―」を展示ホールで行い、斎宮で見ることができる秋の星座の他、平安時代の星空や斎宮でも見られたと思われる天体現象をパネルと解説で紹介する。 13日と18~20日は、ミュージアムショップで観覧券の提示でコーヒーまたは紅茶の無料サービス(30人)がある。 「秋もすたんぷらりー」は、博物館公式アプリ「斎宮案内」を使ったデジタルスタンプラリーで、博物館内と斎宮跡にあるスタンプを9個集めると「斎王アイス」がもらえる。 14、21の両日のいずれも午前11時からは「星☆空観察プラネタリウム」と題した子供向けのイベントも実施。観覧者で両日とも先着20人の小学生には「星空ランプシェードキット」のプレゼントも行う。 16日のいつみのみやの観月会に合わせて、同日の博物館の常設展観覧者先着300人に「きらきらグッズ」をプレゼントする。 また13日午後5時半からは、同博物館講堂で斎宮イブニング講座「見上げてごらん夜の星を―斎宮の時代の星宿とアステリズム―」(参加無料、事前申し込み不要)も開く。 同館学芸員は「まだまだ暑い中ですが、秋の訪れを感じて、この機会に夜空を見上げていただき、博物館にも足を運んでもらえたら」と話している。 観覧料は一般340円、大学生230円、高校生以下は無料。