日本代表史上最強! ジーコジャパン伝説の英雄5人(3)神様! 仏様! 頼りになる史上最高のスーパーサブ
ジーコ監督率いる日本代表は2002年にスタートを切り、2006年ドイツワールドカップをもって終焉を迎えた。その間、名将の元では多くの選手がプレーしてきたが、とくにインパクトを残した人物は誰だったのか。今回は、ジーコジャパンにおける伝説の英雄を紹介する(成績は『transfermarkt』を参照)。
FW:大黒将志 生年月日:1980年5月4日 ジーコジャパン成績:21試合5得点0アシスト 日韓ワールドカップ後に始動したジーコジャパンは、約4年間で72試合を行った。2005年に初招集された大黒将志はそのうち21試合に出場し、5得点をマークした。途中出場が主であり、ゴールも少ないが、このFWのゴールはどれも印象的なものだった。 最も印象的なゴールと言えば、2005年2月に行われたアジア最終予選、北朝鮮代表戦でのものだろう。1-1の状況で途中出場した大黒は、誰もがこのまま終わると思った後半アディショナルタイム、ペナルティーエリア内で左足を振り抜きゴール。日本代表を土壇場で勝利に導いた。 2005年のコンフェデレーションズカップでは、グループリーグ第2戦のギリシャ代表戦で途中出場から決勝ゴールを決めた。続くブラジル代表戦でも、途中出場から試合終了間際に同点ゴールを奪取。ポストを叩いた中村俊輔のFKを押し込んだ。ドイツワールドカップでは無得点に終わったが、スーパーサブとして起用された大黒の活躍は、ジーコジャパンを語る上では欠かせない。
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