徐々に体が動かなくなる難病患った父 中2の娘が「助けなしには生活が」と作文で訴え 三重・津市
人権作文コンテストの表彰式(三重テレビ放送)
中学生がいじめや差別など人権について書いた作文コンテストの表彰式が7日、三重県津市で開かれました。 地方法務局などが毎年開いているもので、今年は県内の中学校149校から約3万4000点が寄せられました。 審査の結果、筋肉が脂肪に変わり、徐々に体が動かなくなる難病を患った父親の姿を見て感じたことを書いた、津市立東橋内中学校2年の三行穂乃芽さんら3人が最優秀賞に選ばれました。 表彰式の後、最優秀賞の3人がそれぞれの作品を発表しました。 三行さんは作文を通して「誰もが過ごしやすい社会を」と訴え、「一人でできることが少しずつ減り、他者の助けなしには生活が営めなくなる」と話していました。 最優秀賞の3作品は全国大会に出品されます。