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「高学歴は就職に有利」は本当か?「就職偏差値ランキング」から徹底分析する

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現代ビジネス

就活における最大の武器は「学歴」?

 キャリア支援の現場で働いていると、「学歴」が有利に働いていると感じることがある。 偏差値70超えの「受験勝ち組」、ここへきて「二極化」が始まっていた…!  例えば、同時期、同企業に転職を希望するAさんとBさん、ふたりの男性がいたとしよう。就職支援の立場から、会って話した印象はAさんの方が良かったとしても、実際には、Aさんよりも偏差値が高めの有名大学を卒業したBさんの方が書類選考に通過し、Aさんが落ちてしまうなんてことは日常茶飯事だ。  そんな肌感覚が常日頃からあり、「学歴によって、一体どの程度までバイアス(先入観)がかかるのか?」と気になったので、筆者のTwitter(@kawabata_career)で広域的なアンケートを取ってみた。すると、実に4人に3人が私と同じく「学歴によってバイアスがかかる」と回答した。  特に新卒の就活においては、一般的な大学生の「学歴以外の評価要因(部活、アルバイト等)」においてはあまり差はなく、企業側も差別化が難しいため、就活生の評価が「学歴」に偏ってしまう傾向が強い。  また、大手企業になれば学閥もあることから、入社のしやすさだけでなく、入社後の出世にも関わってくるケースも珍しくない。なかには、大学よりも高校の偏差値を重視したり、中学まで遡った偏差値までも採用側が見るという会社もある。  しかしその一方で、学歴が高いことをネガティブに評価している企業もある。これは、業務範囲が限定的なことから、高学歴の社員の定着率が低いため、長期就業に繋がらない高学歴の就活生を敬遠しているという理由からだ。  特に新卒での就活においては一般的には、プラス面もマイナス面も含めて、学歴の存在感が大きいのは間違いない。場合によっては学歴だけで選考結果が決まってしまうことすらある。  ここで誤解してほしくないのだが、筆者は就活における学歴の優位性に対して、否定的なわけではない。  偏差値の高い学校(特に大学)に入るためには、地頭の良さも関係するだろうが、そのほとんどは本人が目標に対して努力した結果だと言える。それを仕事に置き換えれば、目標に対して、戦略やスケジュールを練り、期日までにやるべきタスクを継続して処理し続け、最終的に目標を達成できる人材であることを示唆している。  つまり、偏差値の高い大学に入ることができたということは、何も努力をしなくても入れた地頭の良い人間を除けば、目標達成のための行動を継続して「結果を出した人」だと言える。  昨今では、家庭の経済的な事情で大学に進学できなかったり、退学してしまうケースも増えており、単に学歴だけを評価軸にしている場合は視野が狭いと言えるが、大卒者の採用の場合は、企業が学歴も評価することはむしろ当然で、その努力を評価しない方が不公平だと思っている。  さて、ここで話を戻す。筆者が取ったアンケートは、現在大学生のみならず、就職を経験した社会人も含まれており、およそ80%が「学歴が就職に有利に働く」という印象を持っている結果となった。しかしその印象は果たして正しいのだろうか? 実態はどうなのかをデータを交えて検証していきたいと思う。

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