譲渡会で出会った、か弱い印象の保護子猫→家族に迎えると“野性味”あふれる姿を爆発させて「まるで別猫」
想像していたコと違った……? 紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@Doranekome_gさんの愛猫・文太くん(取材時8才)。この写真は、生後1カ月頃の文太くんをお迎えした日に撮影した一枚です。飼い主さんは、保護猫の譲渡会で文太くんと出会いました。文太くんは譲渡会にいたコたちの中でも体が一番小さく、痩せていたのだそう。 【写真】2024年8月で8才になった文太くん。今では体重が6kgを超える長毛のモフモフ猫に! 華奢でか弱い印象の文太くんですが、飼い主さんの家にやってきておよそ2カ月が経過すると、驚きの姿が……。
「暴れん坊ボーイ」だとわかりビックリ!
この写真は、生後3カ月半になった文太くんがおもちゃで遊んでいるときの一枚。か弱いと思われていた第一印象からは想像できないほどの跳躍力と、野性味あふれる動きを見せていたのでした。この姿には、飼い主さんも思わず驚いてしまったと振り返っています。 飼い主さん: 「文太はおもちゃで遊ぶのが大好きで、このおもちゃは猫じゃらしを改造して壁に取り付けて遊べるように作ったものです。取り付けるとすぐに遊び始めたのですが、だんだんと野生に戻ったかのように、鼻息が荒くものすごい勢いで何度も飛びかかっていました。正直ビックリして笑ってしまいました(笑)」 文太くんのあまりの暴れん坊っぷりに、飼い主さんは思わず「1回落ち着こう」となだめたほどだったそう。普段の文太くんは可愛らしく猫じゃらしで遊んでいたようですが、このときはまるで別猫のようだったといいます。
実家で暮らしていた愛猫の死をきっかけに、文太くんをお迎えすることに
飼い主さんが文太くんをお迎えしたきっかけは、実家で長年可愛がっていた愛猫が亡くなったことでした。当初は「寂しそうな両親のために」と考えていたそうですが、両親の年齢を考慮した結果、「私が猫をお迎えして時々実家に連れて行けたら」とお迎えする決意をしたそうです。 飼い主さん: 「インターネットで保護猫の里親募集の情報を探していたときに、『たくさんの子猫が段ボールに入れられ捨てられていて、里親を探しています』という投稿を見つけて。ご縁を感じ、譲渡会に参加しました」 譲渡会には、ほかにもフワフワの長毛の子猫や、穏やかな性格の子猫たちがいたのだそう。そのなかで文太くんはか弱い見た目で、性格も最初は警戒心が強かったのか、なでようとすると噛みついてきたといいます。10匹ほどいた子猫たちの中から飼い主さんが家族に選んだのは、文太くん。決め手はなんだったのでしょうか。 飼い主さん: 「頭の中ではフワフワの穏やかなコを選ぶ気でいたのですが、希望のコを書く用紙にはなぜか文太に付けられていたナンバーを記入していました。あのときの心境は今でも不思議なんですが、人でいうと『全然タイプじゃないのに妙に気になる人』という感じだったのかもしれません(笑)」