トップシェフは常備! あると便利な食品 12選
夕食がワンパターンになっているときや、ちょっとしたインスピレーションが必要なときは、冷蔵庫を開けるよりも便利で使い勝手のいい食材が潜むパントリーに目を向けるタイミング。 材料を切らしたときに代わりに使えるものや、いつもの味に一工夫加えられるもの、時間がないときにパッと使えるもの、これらを見つけられる場所がパントリーなのだ。 そこで、どんな食品をストックしておくべきか、プロの意見を聞いてみた。トマトソースから乾燥きのこまで、トップシェフたちがパントリーに常備している、お気に入りの食品をご紹介!
カットトマトの缶詰
カットトマト缶はピンチの時に大活躍しますよ、と教えてくれたのは、ミネアポリスのシェフで、料理本の著者でもあるロビン・アスベルさん。 「これらの缶を常備しておけば、いつでも簡単にソースやスープに加えることができます。私はいつもプレーンなトマト缶を選んでいます。広い用途に使えて、グローバルな私の料理スタイルにぴったりだからです」と彼女は語っている。 定番の缶詰があれば、多様な料理に安定感のあるベースを加えられるし、酸味のあるカットトマト缶を加えると、スープやシチュー、蒸し煮料理も、より風味豊かで、よりおいしく出来上がる。
鮭の缶詰
ニューヨークのシェフで、料理教室の講師や食メディアのホストを務めるエリカ・ワイズさんのおすすめは、簡単に食べられるランチやディナーに最適な魚の缶詰。 「我が家では鮭の缶詰を常備していて、少なくとも週に一度はランチにサーモンサラダを食べています」とのこと。 さらにワイズさんいわく、缶詰の鮭は魚好きにとって経済的にもうれしい商品だそう。使い勝手の良さだけでなく、輸送の際に氷を使用する鮮魚よりも二酸化炭素排出量が少ないというのもポイントだ。
シーソルト
「細粒のシーソルトは、キッチンの主要メンバーの1つです」と言うのは、アトランタに本社がある食の歴史と発酵食品の会社『ルート』の創設者でシェフのジュリエット・スキナーさん。 「私はシーソルトの繊細さが好きです。ほかの塩よりも、最終的な風味をより細かくコントロールできると思います」 コーシャソルトの代わりにシーソルトを使用することもできるし、料理の仕上げ用の塩としても使用できる。