豊見城市高安の「龕ゴウ祭」12年に1度の伝統行事 沖縄県
沖縄テレビ
旧暦8月9日、沖縄県豊見城市高安では地域の無病息災や豊年を願う12年に1度の伝統の祭りが行われます。 250年以上の歴史を誇る豊見城市高安の「龕ゴウ祭」は12年に1度、辰年の旧暦8月9日に行われる伝統行事で、亡くなった人を墓まで運ぶために用いられた「龕(ガン)」の汚れを清め、地域の厄災を払います。 本番を控えた9月9日、地域の人たちが集まり祭りで披露する棒術を練習しました。 ▽親子で参加する外間章浩さん: 「先輩方から色々ご指導いただいたりとか、こういう機会に地域の人たちが一丸となる感じが(龕ゴウ祭への)参加は2回目ですけど毎回良いなと思っています」 ▽息子の外間大翔さん: 「12年に1回だから集中して頑張ってやっていきたい」 ▽高安自治会 宜保樹会長: 「先人から受け継いだ伝統行事ですから、次の世代に12年後に繋げたら良いなという思いで、ぜひ成功させないといけない」 当日の9月11日は、龕を納める「龕屋(ガンヤー)」まで道ズネーが行われるほか、棒術や琉球舞踊などの奉納演舞が披露されます。
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