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ロシア、1日に改憲投票 政権長期化、成立の公算

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時事通信

 【モスクワ時事】ロシアで1日、憲法改正の是非を問う全国投票の投開票が行われる。  改憲案にはプーチン大統領(67)の長期続投を可能にする条文が盛り込まれており、投票総数の過半数が賛成なら改憲が成立する。政権はプーチン氏続投よりも社会保障の充実や愛国主義的で大衆受けする内容を強調しており、成立する可能性が高い。  「新型コロナウイルスの感染拡大防止」のため、6月25日から各地で投票が始まっており、政府系世論調査機関が29日に発表した出口調査によれば、賛成76.0%で、反対23.6%だった。一方で独立系メディアは首都モスクワで投票所と電子投票の「二重投票」が可能だったと報じ、公正さに疑念も生じている。  プーチン氏は首相を経て現在、通算4期目(連続2期目)で、2024年に任期満了を迎える。現行憲法は連続3選を禁じているが、自身が今年初めに提案した改憲案に、3月になって任期数をリセットして「ゼロ」とする内容が盛り込まれた。成立なら5選出馬に道が開かれる。大統領任期は6年で、24年からさらに2期、36年まで君臨することも可能になる。プーチン氏は6月21日放映の国営テレビのインタビューで次期大統領選に関して「出馬の可能性を排除しない」と述べた。  改憲案には「領土割譲の禁止」や、第2次大戦の旧ソ連の勝利について「矮小(わいしょう)化を許さず」といった愛国主義的な内容のほか、年金支給額の定期的見直しなども盛り込まれた。 

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