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糸井嘉男、平田良介、長野久義……シーズン20本塁打がない「意外な選手」たち

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 恵まれた肉体から豪快なアーチを飛ばすイメージが強いが、本塁打数の少なさを見て意外に感じる選手はいないだろうか。身体能力は球界屈指の阪神・糸井嘉男、高校通算70本塁打の中日・平田良介、確実性に加えてパンチ力もある長野久義……彼らは意外にもシーズン20本塁打を打ったことが一度もない。

・糸井嘉男(日本ハム、オリックス、阪神) ※プロ17年目 ※1502試合出場 打率.302、163本塁打、697打点、297盗塁 「超人」と形容されるように、その身体能力は違うスポーツでもアスリートとして成功できると絶賛されるほど。2009年からNPB史上初の6年連続「打率3割、20盗塁、ゴールデン・グラブ賞獲得」の偉業を達成。14年に打率.331で首位打者、16年は53盗塁でNPB史上最高齢の35歳での盗塁王に輝いた。打球速度が速く、本塁打の飛距離もすごいのだが、シーズン最多本塁打は14年の19本塁打。シーズン2ケタ本塁打を9度達成しているが、20本塁打の壁が厚い。

・平田良介(中日) ※プロ15年目 ※1100試合出場 打率.273、101本塁打、453打点、40盗塁  大阪桐蔭高で1年秋から四番に座り、高校通算70本塁打をマーク。3年夏の甲子園で1試合3アーチを放つなどスラッガーとして名を轟かせていた。中日に2006年高校生ドラフト1巡目で入団した際は、当時の落合博満監督が「あれだけ振れる選手はそうはいない。鍛えれば俺以上の打者になる」と高く評価していた。入団後は勝負強い打撃で中距離打者として活路を見いだしている。18年には打率.329、9本塁打をマーク。広いナゴヤドームを本拠地に置いている影響もあり、シーズン最多本塁打は13年の15本塁打が最多だ。

・長野久義(巨人、広島) ※プロ11年目 ※1281試合出場 打率.285、142本塁打、520打点、93盗塁  走攻守3拍子そろった強打者。巨人に入団1年目の2010年に打率.288、19本塁打で新人王を受賞。11年には打率.316で入団2年目では球団史上52年ぶり3度目の首位打者に輝き、12年には173安打で同僚だった坂本勇人とともに最多安打を獲得している。坂本と「サカチョーコンビ」と言われ、中距離打者で打撃のタイプも似ていると言われていた。だが、坂本は昨年40本塁打を放つなどシーズン20本塁打を3度クリアしているのとは対照的に、長野は10年、13年の19本塁打が最多で20本塁打は1度も達成していない。

・福田永将(中日) ※プロ14年目 ※608試合出場 打率.263、69本塁打、243打点、0盗塁  貴重な右の長距離砲だが、17年、19年の18本塁打が最多で20本を突破できない。横浜高で高校通算49本塁打を放ち、入団当初から将来のクリーンアップ候補と期待されたが、20代前半は度重なる故障の影響もあり一軍に定着できなかった。いわゆる「遅咲きの選手」で、17年に95試合出場で18本塁打、昨年も8月に8本塁打を放つなど105試合出場で18本塁打をマークしている。本拠地が広いナゴヤドームだが、全試合出場できれば20本塁打は十分に達成可能な数字だろう。 写真=BBM

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