『ストリートファイター6』、23年に発売 リュウ、春麗のイメージも公開
カプコンは6月3日、今年で35周年を迎えた「ストリートファイター」シリーズの最新作「ストリートファイター6」を2023年に発売すると発表した。新しい体験を提供することで、格闘ゲームファン以外にも関心を抱かせる狙い。 【写真11枚】春麗、リュウなど『ストリートファイター6』のイメージ 今作では、従来の対戦格闘モード「ファイティンググラウンド」に加え「ワールドツアー」と「バトルハブ」を新たに追加。これまでのシリーズにはない体験を用意した。一人用の没入型ストーリが体験できるワールドツアーでは、格闘ゲームのジャンルを超えた遊びを提供する。 バトルハブでは、プレーヤー同士のコミュニティスペースを拡張できるようにした。新モード2つについては今後、より具体的に紹介していく予定だという。 アナウンストレーラーでは、シリーズでおなじみのキャラクターであるリュウや春麗(チュンリー)、新世代のキャラクターであるルークやジェイミーのアクションが確認できるようにしている。カプコンが独自に開発したゲームエンジン「REエンジン」を採用。グラフィックを大幅に進化させたことで、闘いの様子をより緻密に描いた。 さらに、ドライブシステムという新たなバトルシステムを搭載。ドライブゲージを消費することによって5種類の技を出すことができ、プレイヤーの個性を引き出し、戦術の自由度を上げている。 また、1つの方向キーと「必殺技ボタン」の組み合わせだけで必殺技を出せる「モダンタイプ」を実装。爽快感のあるバトルを手軽に楽しめるようにした。従来の6ボタンで入力できる「クラシックタイプ」操作も利用可能としている。
自動実況機能を搭載
近年ではストリートファイターはeスポーツの競技種目として人気を博している。この実況に注目してシリーズ初の「自動実況機能」を取り込んだ。AI技術を駆使し、実際にeスポーツで活躍しているキャスターたちがリアルタイムで実況するという。 対応プラットフォームは、PlayStation5、PlayStation4、Xbox Series X/S、Steamだ。 新たな時代へと突き進む「ストリートファイター」は、今作の情報を今後も続々と展開し、ファンの興味関心を高めていく。
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