2014年の「AKB48選抜総選挙」SKE48、HKT48が大躍進
アイドル雑誌編集者はこう分析する。「昨年も“W松井”に加えて須田亜香里さんが選抜入りし、柴田阿弥さんが17位にランクインして“ジャンプアップ賞”を受賞するなど、『SKE48』が総選挙で強いのはAKB48グループファンの間では広く知られています。とくに最近は、昨春に矢神久美さん、秦佐和子さん、平松可奈子さんら人気メンバーが大量に卒業し、今年2月の『AKB48グループ 大組閣祭り』で数多くのメンバーの兼任&異動が発表されました。こういった“逆風”もあって、ファンの結束がますます強固になっている印象です。結成当時から“打倒AKB48!”を掲げていることもあり、今年の総選挙でも例年以上のさらなる旋風を巻き起こしそうです」。 一方、「HKT48」に関してはこんな意見が。「国内最後発グループとして、11年10月に“アイドル激戦区”と呼ばれる福岡・博多を拠点に結成された『HKT48』ですが、今年に入ってさいたまスーパーアリーナでの単独コンサートや九州7県ツアーを成功させるなど、着実に人気を伸ばしています。メンバーの平均年齢も若く、個性派揃いで、今後の伸びしろも期待できます。1期生の兒玉さん、宮脇咲良さん、2期生の田島芽瑠さん、朝長美桜さん、3期生の矢吹奈子さん、田中美久さんと各期にエース候補がおり、指原莉乃HKT48劇場支配人のもと切磋琢磨し合っており、グループ全体にも勢いを感じます」(前出の三杉氏)。 そのうえで、果たして今年の総選挙のセンターの行方は…。「唯一、3万票を超えている指原さんが有利なのは間違いないですが、その指原さんが昨年には速報発表から最終的に12万票以上も票を増やしたように、まだまだひと波乱もふた波乱もありそうです。渡辺さん、珠理奈さんはもちろん、他の暫定上位メンバーにも十分チャンスはあると思います」(三杉氏) 6月7日、味の素スタジアムのステージで“センターの椅子”に座るのはいったい誰なのか!? (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所) AKB48 「ラブラドール・レトリバー」