【新型Gクラスを発表】 メルセデス・ベンツ/メルセデスAMG 各ローンチエディションも用意
メルセデス AMG G 63の走りは?
■4L V型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)+ISG アファルターバッハにて「ワンマン、ワンエンジン」の原則に則って生産される4L V型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)を搭載。 最高出力585ps/最大トルク86.68kg-mを発揮することに加え、ISG+48V電気システムの搭載により電動化され、パワーと効率を大きく高めた。 この電動化による20ps/20.39kg-mの電動ブーストにより、0-100km/h加速は4.4秒というパフォーマンスを発揮する。 ■AMGスピードシフトTCT9速トランスミッション トランスミッションにはAMGスピードシフトTCT9速トランスミッションを採用。ハード/ソフトの両面で専用チューニングが施され、シフトタイムの短縮やダブルクラッチ機能によって、エモーショナルなドライビング体験を提供する。 ■AMGアクティブ・ライドコントロール・サスペンション 電子制御の油圧式スタビライザーによって、オンロード/オフロードを問わずダイナミックかつ正確なハンドリングを実現する AMGアクティブ・ライドコントロール・サスペンションを初採用。 ダンパー内に2つの油圧バルブを設けた電子制御のアダプティブダンピングシステムにより、伸び側と縮み側の減衰力を独立して制御し、コーナリングや車線変更時のロールを瞬時に抑制することで、メルセデスAMGならではの人馬一体感に満ちた俊敏かつ正確なハンドリング特性をもたらすという。 バンプ走行時は、路面の凹凸をサスペンションが吸収することでボディの揺れを抑制。快適性と走行安定性を向上させることに加え、極めて幅広いスプリングレートが得られるため、車両が激しく傾くような状況でも各車輪が地面とのコンタクトを保ち、トラクション、登坂能力および快適性を高める。 ■AMGダイナミックセレクト ドライブ、トランスミッション、エグゾーストシステム、サスペンションなどの設定を統合制御するAMGダイナミックセレクトを標準装備。 オンロード走行プログラムの「スリップリー(滑りやすい路面)」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」「インディヴィジュアル」とオフロード走行プログラムの「サンド」「トレイル」「ロック」の計8つの走行モードによって、車両の特性を瞬時に切り替えることが可能となる。 これにより、モードを切り替えるだけで、快適なクルージングからスポーツ走行、そしてオフロード走行まで、走行シーンに合わせて様々なキャラクターを味わうことができると表現した。 さらにAMGダイナミックセレクトの機能の1つとして、AMGダイナミクスを搭載。 AMGダイナミックセレクトで選択したモードに応じて、ESPや前後トルク配分、ステアリング特性が切り替わり、走行状況や好みに応じてハンドリング特性をより幅広く調節することができるため、走行安定性とドライビングダイナミクスのバランスを思いのままに操ることが可能となったと締めくくっている。
AUTOCAR JAPAN(執筆)